食事は登山・トレランの楽しみのひとつ。絶景のなかで食べる山めし・山ごはんはまた格別です。軽量化したいけど、おいしいものも食べたい!そんなTrail Travelersが作ってハマった山めし山ごはんレシピを紹介します。
目次
簡単手作り燻製
難しそうな印象のある燻製ですが、実は意外と簡単にできてしまいます。チップの代わりに紅茶の葉っぱを使い、燻製器は網とアルミホイルで作ります。かさばらず、(しかもあまりお金もかけず、)山の食事をちょっと豪華にできる、オススメ山めし山ごはんです。
道具
- 網(百均などで調達。はさみで鍋の大きさに切れるものがオススメ)
- アルミホイル(分厚めのほうがやぶれにくくてよい)
- 鍋(口が広いほうが一度にたくさん燻製できる!僕らはこれを使用↓)
- バーナー(お手持ちのもので)
材料
- 紅茶の葉っぱ: 2gぐらい(ティーバッグが便利。ひとつ分)
- 砂糖: 小さじ1ぐらい(スティックシュガーが便利。1本)
- 燻製したいお好みの食材(ベーコン、チーズ、ゆで卵など)
作り方
- 鍋にアルミホイルを敷く
※鍋底より少し大きめに切って、端はくしゃくしゃにして側面に沿わせるのがポイント(これで網を支える) - アルミホイルの上に紅茶のティーバックの葉っぱを広げる
- 葉っぱの上に砂糖をまんべんなく振り掛ける
- 網(鍋の口よりひと周り小さく切っておく)を載せ、食材を並べる
- 大き目のアルミホイルでふたをする
※食材につかないようにふんわり空間をつくってかぶせ、すき間ができないように閉じる - 3~5分ほど火にかけ、食材がいい色になったら出来上がり
ポイント
- 紅茶の種類は何でもOK。紅茶以外にも、緑茶、ウーロン茶などでもできます。ハーブなどを一緒に入れても楽しいです。もちろん、普通のお手ごろな紅茶の葉だけでも十分いい香りが出ます。
- チーズは種類によっては溶けて網から落ちてしまうものもあるので注意。ベビーチーズなど普通のプロセスチーズがいいと思います。
- ベーコンやゆで卵は燻製する前に水分をキッチンペーパーで拭き取っておくと、仕上がりが早いです。
一緒に楽しみたいトレイル!
夕日の槍・穂高を眺めながらのビールと燻製おつまみ。最高でした!!
https://trailtravelers.net/omoteginza/
ハニーキャラメルココナッツポップコーン
八ヶ岳の赤岳鉱泉でテント泊をしたとき、隣の人たちが作っていたポップコーン。いい音、いい香り、スプーン1杯の豆でたっぷり鍋いっぱいの満足感!それ以来僕らの定番になっている、元気の出るオススメ山めし山ごはんです。
道具
- 鍋(ふたがあって、ある程度深いもの。僕らはこれを使用↓)
- バーナー(お手持ちのもの)
材料
- ポップコーン豆: 大さじ1~2
- ココナッツオイル: 大さじ1(バターなどでもOK)
- はちみつ: 大さじ2
- 砂糖: 大さじ1
- 塩: 少々
作り方
- 鍋にココナッツオイルとポップコーン豆を入れる
- ふたをして火にかける
- はじける音がおさまったら火を止めポップコーンをいったんお皿に取り出す
- 同じ鍋に、はちみつ、砂糖、塩を入れて火にかける
- 砂糖が溶けてふつふつ沸いたら火を止める
- ポップコーンを鍋に戻し絡めたら出来上がり
ポイント
- ココナッツオイルを使うことで香りを楽しめます。ソースの作るときにココナッツバターを入れるのもおすすめ(ただし、ポップコーンを作るときにココナッツバターを入れるとココナッツが全部こげるので注意!僕らは天城山で一度真っ黒こげのポップコーンを作ってしまいました・・・)。
- 普通にキャラメルを作ると煮詰めるのに時間がかかってしまいますが、はちみつを加えることで、短時間(燃料節約!)でとろっとしたソースを作ることができます。塩をほんの少し入れると甘さが引き立ちます。
- チーズパウダーやコンソメなど、しょっぱ系とミックスしてもおいしいです。
一緒に楽しみたいトレイル!
宝永山荘の軒先でお許しをいただきポップコーン作り。強風と砂礫の登りはなかなか前に進まず心が折れかけたが、ポップコーンのやさしい甘さで元気になりました!
https://trailtravelers.net/houeizan/
Trail Travelersの山めし・山ごはんのまとめ
ちょっと凝ったおいしい料理にも挑戦したいけど、荷物が多くなるのも大変。かさばらない道具、持ち運びが簡単な食材、燃料節約・短時間でできる調理法など、工夫しながら山めし・山ごはんを楽しみましょう!
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