スイス・グリンデルワルトに行ってわかった4つのこと

Grindelwaldまるで絵葉書の世界に飛び込んだかのようなスイスらしい山村風景に、アルプスの名峰アイガーが鎮座する村グリンデルワルト。この一帯はライトなハイキングコースが縦横無尽に張り巡らされているとともにトレイルランニングの大会アイガー・ウルトラ・トレイルのコースでもある。そんなスイスの代表的なトレイルとあって僕らもこの地を訪れた。

本記事では、実際に行ってわかったスイス・グリンデルワルト・トレッキングのTipsをお伝えします。

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その1:フィルストからシーニゲプラッテのトレイルは北側の絶景も見逃すな

今回僕らが歩いた中では一番楽しめたのがフィルストからシーニゲプラッテまでのトレッキングでした。このトレイルは、ユングフラウ三山を角度を少しずつ変えながらずっと横に眺めながら歩ける絶景トレイル。しかしファウルホルンからシーニゲプラッテまではユングフラウ側とは逆の北側の絶景にも注目です。切り立った急斜面の下に、美しく輝くブリエンツ湖、トゥーン湖、そしてインターラーケンの街が広がります。フィルストからシーニゲプラッテのトレイル上で、この北側の展望が素晴らしいのは特に二ヶ所。

ひとつはファウルホルンの山頂です。フィルストからバッハアルプ湖を越えて進んでくると、ファウルホルン山頂までの最後の登りがかなりきつく見え、山頂への分岐をスルーしてそのままシーニゲプラッテ方面へ進みたくなります。確かにユングフラウ側の見え方は、ファウルホルンの山頂まで行ってもその手前でも大きくは変わりません。しかし北側の展望は山頂に行かないと得られません。スルーするにはもったいない。

もうひとつはフィルストから行くとシーニゲプラッテ手前2.5kmぐらいのところ、ロッヒャーホルンLoucherhornを回り込んだ後の分岐。山の上側を行くパノラマコースと下側を行くコースがあります。 パノラマコースに行くには少しだけ登りがあり、分岐時点ではどんな景色かよく分からないので、どちらが良いか僕らも少し悩みましたが、 眺望の観点ではパノラマコースが断然オススメです。下側のコースを進む人もいましたが、シーニゲプラッテの駅への到着時間はあまり変わらないようでした。

なお、時間に余裕を持って絶景を堪能できるよう、シーニゲプラッテの登山電車(または、僕らと逆からスタートする場合はフィルストのゴンドラの最終時間)の確認を忘れずに。

北側の絶景の一つ目。ファウルホルン山頂からの眺め

北側の絶景の一つ目。ファウルホルン山頂からの眺め

北側の絶景の二つ目。シーニゲプラッテまで残りわずかのところ。山の中腹にトレイルが走るがこちらではなく、写真左上の木が生い茂っているところにパノラマコースの入り口がある

北側の絶景の二つ目。シーニゲプラッテまで残りわずかのところ。山の中腹にトレイルが走るがこちらではなく、写真左上の木が生い茂っているところにパノラマコースの入り口がある

パノラマコースへは、このような階段を登って入っていく

パノラマコースへは、このような階段を登って入っていく

パノラマコースを進むとこのような眺望が続く。インターラーケンの街と、ブリエンツ湖を見下ろすことができる

パノラマコースを進むとこのような眺望が続く。インターラーケンの街と、ブリエンツ湖を見下ろすことができる

その2:エーデルワイスはなかなか見つからない

スイスの国花であり、アルプスの妖精と呼ばれるエーデルワイス。しかしアルプスで見られるエーデルワイスは減少傾向にあると言われ、トレイルで自生しているものを見つけるのは難しいそうです。僕らもぜひ見てみたいとずっと探しながら歩いていましたが、なかなか見つけられませんでした。

今回僕らが歩いたトレイルの中では、シーニゲプラッテの鉄道駅近くにある高山植物園で、自生ではありませんが、咲いているものを見ることができました。連日探しながら歩いて見つからず、トレッキング最終日のゴール直前でやっと見られたので、感動もひとしおでした。

なお、このシーニゲプラッテ高山植物園は、スイスアルプスで見られるほぼ全種類にあたる約600種類の花々が栽培されているそうです。入園料は無料です。ひとつひとつに名前のラベルが付いているので、トレイルで見るであろう植物の予習・復習にもなります。

希少なエーデルワイスは、シーニゲプラッテの植物園で見ることができた

希少なエーデルワイスは、シーニゲプラッテの植物園で見ることができた

シーニゲプラッテ高山植物園では、グリンデルワルト周辺に生息するたくさんの植物を見ることができる

シーニゲプラッテ高山植物園では、グリンデルワルト周辺に生息するたくさんの植物を見ることができる

その3:グリンデルワルトの牛乳やヨーグルトを楽しもう

グリンデルワルトは観光地であるとともに山岳酪農の村でもあります。トレイルを歩いていても、そこかしこで放牧された牛に出会います。大きなカウベルをカラカラ鳴らし、遠くからでも存在感抜群です。

アイガーミルクEigermilchというブランドは、そんなグリンデルワルトの牛達から採れた牛乳を使った商品とのことで、グリンデルワルトの南側にあるグルンドGrund駅近くにある、Landi/Volgという地元のスーパーマーケットで買うことができます(グリンデルワルトのCOOPやMigrosでは置いていないそう)。牛乳の他にもヨーグルトやチーズなどがありました。値段もお手頃で美味しかったです。

さっきトレイルで見かけた牛のミルクかなと想像しつつ、アイガーを眺めながらいただくアイガーミルク、おすすめです。

アイガーミルクの牛乳とヨーグルト!

アイガーミルクの牛乳とヨーグルト!

その4:チーズフォンデュの山ごはんはお手軽なのに絶品

物価の高いスイスですが、スーパーのプライベートブランドの商品を中心に自炊すれば、そこそこの値段で美味しいご飯を食べることができます。

僕らがスイスでぜひ作ってみたかったのはチーズフォンデュ。2〜3種類のチーズに白ワインや香辛料を加えて、鍋で溶かせば出来上がるので、山ごはんとしてもお手軽です。

材料は、まずはチーズ。グリンデルワルトのコープには、日本よりも安くてたくさん入ったチーズがいろいろ売られています。もちろんスイス製。エメンタールやグリュイエールなどチーズフォンデュによく使うチーズや、何種類かがチーズフォンデュ用としてミックスされたものなど、いろいろありますが、好きなチーズをいくつか選んでオリジナルのブレンドにしても楽しいです。

白ワインもせっかくなのでスイスのものを。スイスワインはほとんどが国内で消費されるため日本ではなかなか手に入らないそうですが、スイスのスーパーには安いものもたくさん並んでいます。

チーズに絡めるのは、プライベートブランドのソーセージや、安く手に入りやすいジャガイモをメインに、パンや野菜を準備すれば万端。

コッヘルとソロストーブで我流で作ったチーズフォンデュでしたが、アイガー北壁を眺めながらの大満足ディナーになりました。

スイスの食材でチーズフォンデュ。簡単な調理器具でもできちゃいます

スイスの食材でチーズフォンデュ。簡単な調理器具でもできちゃいます

グリンデルワルトのキャンプサイトCamping Eigernordwandからの眺め。アイガー北壁が目の前に

グリンデルワルトのキャンプサイトCamping Eigernordwandからの眺め。アイガー北壁が目の前に

グリンデルワルト・トレッキングで気になることがあればコメント欄に!

グリンデルワルトでのトレッキングって実際どうなの?と気になることがあれば、コメント欄にメッセージいただければ、今回のトレッキングの実体験をもとに、わかる範囲でお答えします!

グリンデルワルトのトレッキングレポートはこちら

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コメント

  1. とっくりくじら より:

    今年、トレイルレースに参加します。非常に有意義な情報と素敵な写真をありがとうございました。