ニュージーランド トンガリロノーザンサーキットに行ってわかった3つのこと

ニュージーランド北島トンガリロ国立公園。トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフという3つの活火山を擁し、溶岩流の塊、クレーター、エメラルドグリーンの湖など、現実離れした世界が広がる場所。ニュージーランドの先住民マオリ族の聖地でもある。この場所には、トンガリロノーザンサーキットと呼ばれるトレッキングコースがあり、僕らは三泊四日でトレッキングを行った。

本記事では、トンガリロノーザンサーキットでのトレッキングに実際に行ってわかったことをまとめました。

(2017年1月時点の情報です)

スポンサーリンク

その1:四日間が一般的だが短縮すれば二日間も可能

僕らはトンガリロノーザンサーキットを四日間で歩きましたが、時間がなければ短縮も可能です。短縮できるポイントはふたつ。

ひとつは僕らが歩いた一日目、ファカパパビレッジからマンガテポポハットまでの8.5km。ここはナウルホエを遠くに眺めながら広い草原を歩く、ロングトレイル感を楽しめる区間ですが、景色の変化もそれほどないので、割愛するという選択肢もありだと思います。マンガテポポハットの近くのマンガテポポロードエンドはトンガリロアルパインクロッシングのスタートとなる駐車場です。ファカパパビレッジからマンガテポポロードエンドまではシャトルバスがあるので、それを利用してマンガテポポロードエンドから歩き始めるという方法です。

もうひとつは僕らが歩いた三日目と四日目を続けて一日で歩くというものです。三日目はオトゥレレハットからワイホホヌハットの7.5km、四日目はワイホホヌハットからファカパパビレッジの14.3km。距離は合計21.8kmで、アップダウンも多くはないので、一日でも十分歩ける距離だと思います。ただしワイホホヌハットはノーザンサーキットの中でも新しめのハットで広くて気持ちいい場所です。三日目は7.5kmで早めに切り上げてハットでゆっくりというのも贅沢な時間でおすすめです。

ファカパパビレッジからマンガテポポハットまでは比較的単調なトレイル

その2: ハットで条件の良いベッドを確保したいなら出発は早めに

ハットは予約が取れれば原則宿泊できますが、どのベッドを使うかは早い者勝ちです。板間にマットが置いてある二段ベッドが多かったですが、少し広め、狭め、廊下に近い、壁際・窓際、ベッドの数が少ない部屋、多い部屋等、条件が微妙に違います。また一度、予約なしで訪れた人がいたのか、ベッドがかなり混み合った状況になり、窮屈な状況を避けて夕方に次のハットまで移動する人が出た日もありました(トンガリロノーザンサーキットのハットは予約制ですが、当日空きがあれば利用できる運用です)。

ハット泊で条件の良いベッドを狙っている人は、早朝からハットのキッチンで朝食を準備し、早々に出発していたようです。一方テント場はそれほど混まないので、テント泊の人の出発はゆっくりです。テント泊でもハットの設備は使えるので、ハット泊の人たちが出払って静かになってから、テント泊の人たちがゆっくりハットのキッチンで朝食を楽しむという順番でした。

ハット泊もテント泊もどちらも楽しかったですが、天候が悪くなったときはやはりハットの方が断然快適です。トンガリロはあまり樹木がなく、悪天候だと強風が吹き曝すこともあります。僕らは三日目の夜は、もともとはテント泊の予定で予約をしていましたが、暴風雨になる予報だったので、急遽ハットに泊まりました。ハットのワーデン(管理人)に相談するれば、予約がなくても空きがあればハットに泊まることができます。テント泊とハット泊の差額はその場でワーデンに支払いました。支払いは現金は受け付けてもらえずクレジットカードやデビットカードのみでした。
 

オトゥレレハットの内部風景

その3: キャンパーがハットの設備をどこまで使えるかはトレイルによって異なる

ルートバーントラックではハットに併設されているキャンプ場を使う人は、ハットの設備を使ってはいけないルールで、キッチンもトイレもハット用とキャンプ場用が明確に区分されていました。もちろんキャンプ場用の方が簡素です。

一方、同じグレートウォークのトンガリロノーザンサーキットでは、テント泊の人もハットのキッチンを使うことができました。また夕方のハットトークというワーデン(管理人)が周辺の見どころや歴史を語る会にも、ハット泊の人だけでなくテント泊の人も招かれました。ルートバーントラックではキャンプ場利用者向けのハットトークはなく、ワーデンがキャンプ場に来て予約チケットの確認をして少し話す程度でしたが、トレイルによってこのあたりの運営ルールは異なるようです。

キャンパーがハットの設備を利用可能かどうかは事前に確認しておきましょう

トレッキングレポートはこちら

マオリ族の聖地 ニュージーランド トンガリロノーザンサーキット(1)
ニュージーランド北島トンガリロ国立公園トンガリロ・ノーザン・サーキット。初日ファカパパビレッジからマンガテポポハットまでの約8.5kmのトレッキングレポートです。
マオリ族の聖地 ニュージーランド トンガリロノーザンサーキット(2)
ニュージーランド北島トンガリロ国立公園トンガリロ・ノーザン・サーキット。二日目マンガテポポハットからレッドクレーター、エメラルドレイクスを経由し、オトゥレレハットまでの約12.8kmのトレッキングレポートです。
マオリ族の聖地 ニュージーランド トンガリロノーザンサーキット(3)
ニュージーランド北島トンガリロ国立公園トンガリロ・ノーザン・サーキット。三日目オトゥレレハットからワイホホヌハットまでの約7.5km、四日目ワイホホヌハットからファカパパビレッジまでの約14.3kmのトレッキングレポートです。

トレッキングルート、アクセスと準備、気候と装備、食事と宿泊等のまとめ記事はこちら

ニュージーランド トンガリロノーザンサーキット トレッキングまとめ
ニュージーランド北島トンガリロ・ノーザン・サーキットでの三泊四日トレッキングのまとめ記事です。ルート、準備とアクセス、気候と装備、食事と宿泊、費用等についてまとめています。

世界のトレイルを巡る旅の全体概要はこちら

世界のトレイルを巡る旅 ルートまとめ
2016年4月13日から300日間、僕らは夫婦で世界のトレイルを巡る旅に出発しました。本記事では、僕らが訪れた世界のトレイルと旅全体のルートをまとめています。
スポンサーリンク

シェアする