南アフリカ マロティ・ドラケンスバーグ国立公園 ジャイアンツカップトレイルに行ってわかった3つのこと

世界遺産マロティ・ドラケンスバーグ公園。南アフリカとレソトの国境沿いにあり、名前の由来の通りドラゴンが出てきそうな秘境。3000m級の山々が連なり、絶壁と渓谷が美しい景観を織りなしている場所だ。ここにはジャイアンツカップトレイルというトレッキングコースがあり、僕らは5日間かけて歩いた。

本記事では、実際に行ってわかったジャイアンツカップトレイルのTipsをお伝えします。

(2016年10月時点の情報です)

目次

その1 丘を越えると動物登場

ジャイアンツカップトレイルはドラケンスバーグ山脈からの支脈とその間に広がる谷をいくつも越えていくようなコースです。丘を登りきったり、カーブを越えたりして視界がぱっと開けると、バブーンやエランド等の群れに出くわすこともしばしば。驚かせないよう静かに気配を消すようにして丘やカーブの向こう側に進むと、彼らの普段の様子を垣間見ることができるかもしれません。

崖の上に現れたバブーンの群れ

草原を駆け抜けるグレイ・リーバック

その2 携帯を使えるようにしておく方がいい

ジャイアンツカップトレイル周辺は、Wi-Fiを利用できる場所が少ないです。そもそも宿やカフェ、レストランの数もそれほどありません。僕らが宿泊したサニロッジバックパッカーズは、レストランでWi-Fiが使えますが、電源が入っていなかったり、利用時間の制限があったり、電波が飛んでいても繋がらないこともありました。調べ物をするだけでなく、送迎を手配したり、手配した送迎の時間の変更や待ち合わせ場所の確認等でも、携帯が使えると便利です。

ほとんどの国では街中や宿でWi-Fiが問題なく使えるため、SIMカードがなくても十分なケースが多いですが、ジャイアンツカップトレイルに行くなら携帯が使えるようにしておいた方がいいでしょう。僕らはケープタウンの空港でvodafoneのSIMカードを購入しました。ジャイアンツカップトレイルでは車道の近くでは電波が入りました。

ムジムクルワナ小屋は側にある丘に登ると携帯が入りました

その3 できるだけ一次情報にあたる

ジャイアンツカップトレイルをトレッキングするための情報は、日本語はおろか英語でも、なかなか集めることが難しいです。Ezemvelo KZN Wildlifeのホームページでジャイアンツカップトレイルのブローシャーがダウンロード出来ますが、細かい疑問はなかなか解消しません。結局僕らはEzemvelo KZN Wildlifeや宿泊予定の宿にメールで問い合わせていろいろ相談しました。南アフリカ事情がよくわからず、聞く前は英語が通じるのか、メールは返ってくるのか等、勝手に心配していましたが、無事コミュニケーションを取ることができました。やはりネットで調べて埒が明かない時は、さっさと直接聞くのが早いです。

ただしそれでも一筋縄ではいかないのがアフリカ。結局現場に行ったら、聞いていた話と違うということもありました。色々とルールは取り決められているものの、運用は徹底されていないように感じました。でもそれも旅の醍醐味ということで、楽しみながら臨機応変に対応しましょう。

ここはアフリカ、予定通りに物事が進まないことを想定しておこう

ジャイアンツカップトレイルでのトレッキングで気になることがあればコメント欄に!

南アフリカでのトレッキング、ジャイアンツカップトレイルでのトレッキングって実際どうなの?と気になることがあれば、コメント欄にメッセージいただければ、今回のトレッキングの実体験をもとに、わかる範囲でお答えします!

 

ジャイアンツカップトレイルのルート、準備とアクセス、気候と装備、食事と宿泊等のまとめ記事はこちら

https://trailtravelers.net/south-africa-giants-cup-trail-summary/

 

世界のトレイルを巡る旅の全体概要はこちら

https://trailtravelers.net/worldtravel-route/

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