キルギス・アルティン・アラシャン トレッキング まとめ

Altyn Arashanインド・ラダック地方で秘境トレッキングを楽しんだ僕らは中央アジア・キルギスに向かった。ここには中央アジアのスイスと形容されるアルティン・アラシャンという温泉保養地があり、緑に囲まれた美しい景色をトレッキングで楽しむことができる。今回はアルティン・アラシャンを訪れる1泊2日のトレッキングを行った。

本記事では、キルギス・アルティン・アラシャンでのトレッキングのまとめとして、アクセスと準備、トレッキングの手配、ルート、天候と装備、食事と宿泊、費用、一緒に楽しめる観光についてレポートします。

(2016年5月時点の情報です)

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アルティン・アラシャンへのアクセスと準備

アルティン・アラシャンは、キルギス東部、天山山脈の山腹にあります。トレッキングの拠点となる街カラコルまでは首都ビシュケクからマルシュルートカ(ミニバス)または乗り合いタクシーで6〜7時間ほどです。(僕らは乗り合いタクシーで一人350ソムで移動しました。金額は要交渉)
 
キルギスには各地にCBT(Community Based Tourism)という地域住民を主体とした観光開発協会があり、観光や宿の相談・手配をしてもらえます。今回はカラコルのCBTにて、アルティン・アラシャンでのトレッキングの相談と、アルティン・アラシャンでの宿の手配をお願いしました。
 
アルティン・アラシャンの登山口は、カラコルの隣のアクスー村となります。カラコルから350番のマルシュルートカ(一人30ソム)で20分ほどです。「アルティン・アラシャンに行く!」とドライバーに伝えておけば、近くなったら教えてくれます。
 
 
Altyn Arashan

トレイルに咲くきれいな花

アルティン・アラシャンでのトレッキングの手配

アルティン・アラシャンまでの往復トレッキングであれば、基本的にガイドは不要です。トレッキングルートはアラシャン川沿いの一本道のため、迷うことはないでしょう。
 
なお、アルティン・アラシャンまでホース・トレッキングしたり、ジープで移動することもできます(ただし、かなりの悪路なので要注意)。この場合はカラコルのCBTや旅行代理店で相談・手配します。また、2泊3日以上のトレッキングコースもあるようなので、その場合も相談してみるのが良いと思います。(カラコルのCBTで複数のトレッキング・コースが紹介されていました)
カラコルのCBTに張り出されていたトレッキング・ツアー案内

カラコルのCBTに張り出されていたトレッキング・ツアー案内


 

アルティン・アラシャンでのトレッキング・ルート

アルティン・アラシャンまでの往復トレッキングや、アルティン・アラシャンの先にあるアラ・コル湖までのトレッキング、カラコル渓谷へのトレッキング、および、これらの組み合わせで、一泊二日から1週間程度のトレッキングコースがあり、日程や体力と相談して、様々なルートを楽しむことが可能です。 
 
アルティン・アラシャンまでは片道約16キロで、僕らの場合、休憩込みで6時間半ほどかかりました。アルティン・アラシャンより先は宿は無くテント泊となるようなので、それに必要な装備と情報収集をお願いします。
 
今回はシーズン前で雪が多いとのことで断念しましたが、アラ・コル湖を望むトレッキングには是非チャレンジしてみたかったです。かなりの絶景が楽しめるようです。
 
標高はアルティン・アラシャンで2,600mほど、アラコル湖を目指すもので3,800mほどまで登る必要があります。
 

アルティン・アラシャンへのトレッキングレポートはこちら

中央アジアのスイス キルギス アルティン・アラシャン・トレッキング
キルギスには中央アジアのスイスと形容されるアルティン・アラシャンという温泉保養地があり、緑に囲まれた美しい景色をトレッキングで楽しむことができます。アルティン・アラシャンを訪れる1泊2日のトレッキングの記事です。
Altyn Arashan

アルティン・アラシャンより先もきっと魅力的なトレイルが。遠くに見えるのが「テント峰」と呼ばれる「パラータ山」


 

アルティン・アラシャンの天候と装備

※気候・装備とも、5月中旬におけるアルティン・アラシャンまでのトレッキングを前提としています。特に、アルティン・アラシャンから先に進む場合は、気候・必要な装備が変わりますので注意して下さい。
 
麓の町カラコルで標高1,700mほど、アルティン・アラシャンで標高2,600mほどです。
 
天気は快晴でしたので、日差しが暖かく、長袖の速乾ウェアをベースに、薄手のフリースを着たり、脱いだりして歩きました。アルティン・アラシャンに近くなるとやや雲が多くなり、肌寒くなりました。
基本的には暑すぎず・寒すぎず、快適なトレッキングができました。トレイルはあまり日陰がないため、もう少し夏に近づき日差しがきつくなると、かなり暑いかもしれません。
 
夜はかなり冷えるので、薄手のダウン等の防寒着が必要です。
 
岩場や急登はない為、歩きやすさを重視した軽めのトレッキング・シューズが良いでしょう。トレッキング・ポールは特に必要ないでしょう。
 

僕らの海外トレッキング&世界一周の装備・持ち物のまとめ記事はこちら

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湧き水が出ている箇所があったので、給水。ソーヤーミニを利用して浄水!

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アルティン・アラシャンでの食事と宿泊

アルティン・アラシャンまでの間に、食事や水が補給できるお店は一切ありません。途中で必要となる水・行動食は持って行きましょう。
 
アルティン・アラシャンには、食事・宿泊ができる山小屋が5軒ほどあります。部屋は基本的にドミトリーです。部屋に暖房(薪のストーブ)がある小屋と無い小屋があるようです。僕らが宿泊したVIP Travelはストーブがありました。(5月中旬でも夜はかなり冷え込みましたので、暖房がある方が良いでしょう)
 
いずれの小屋も、温泉に入ることができます。
 
僕らが宿泊したVIP Travel

僕らが宿泊したVIP Travel

アルティン・アラシャンでのトレッキングでかかった費用

1ソム=約1.6円(2016年5月)
 
カラコルからアクスーまでのマルシュルートカ(ミニバス)  30ソム / 一人
VIP Travel 晩御飯 350ソム / 一人
VIP Travel 宿泊 700ソム / 一人
VIP Travel 朝御飯 150ソム / 一人
パジェロ(カラコルまで) 400ソム / 一人(交渉次第)
 
ホーストレッキングをする人とともに

ホーストレッキングをする人とともに

アルティン・アラシャンと組み合わせて楽しめる観光スポット

ビシュケクとカラコルの間にあるボコンバエバ村の近くに、イシク・クル湖の湖畔でユルタに宿泊できるキャンプ場があります。本当の遊牧民のユルタではなく、ユルタを使用した宿泊施設なのですが、雰囲気は十分味わうことができます。トイレ・シャワーなどもしっかり完備しており、不自由なく宿泊できると思います。(4月から10月までの営業とのこと)
 
夕食と朝食付きで一人1,050ソムでした。
 
イシク・クル湖は世界第2位の透明度だそうで、実際、大変綺麗な湖でした。夜は周りに明かりがないため、星空も綺麗に見えます。
 
ボコンバエバは、カラコルからマルシュルートカで約3時間(一人200ソム)、ビシュケクから約5時間(一人250ソム)の場所にあり、ユルタ・キャンプまではボコンバエバ村からタクシーで10分ほどです(一台250ソム)
 
ユルタ・キャンプの手配は、CBTで行うことができます。僕らは、当日ボコンバエバのCBTに行き、手配をお願いしました。
 
イシク・クル湖のすぐそばのユルタです!

イシク・クル湖のすぐそばのユルタです!

世界2位の透明度を誇る湖

世界2位の透明度を誇る湖

まとめ

多くの人にとって、キルギスはあまり馴染みがない国だと思いますが、その分、まだ知られていない秘境感たっぷりの場所がたくさんあります。今回は、ビシュケク、カラコル(アルティン・アラシャン)、ボコンバエバ(ユルタ・キャンプ)の3都市の一部の場所しか訪問できませんでしたが、魅力的な自然に触れることができました。まだまだ、多くの人が知らない素晴らしい場所がたくさんあるのではと感じました。
 
 
キルギスはビザが不要ですし、物価も安いので、比較的低予算で、観光&トレッキングができる国です。親日家も多いようで、どなたからも良くしていただいた印象が強いです。
 
ちょっとマイナーな国でトレッキングしてみたい!と思われる方にはオススメな国だと思いました。

最後に、実際にキルギス・アルティン・アラシャンに行ってわかったことをまとめてみました。

キルギス・アルティン・アラシャンに行ってわかった6+1のこと
中央アジアのスイスと形容されるキルギスのアルティン・アラシャン。実際に行って分かった、キルギス・アルティン・アラシャン・トレッキング&旅行のTipsをお伝えします。

ヤマケイ・オンラインでもキルギス・アルティン・アラシャンに関する記事を寄稿しています。宜しければ、こちらもご覧ください。

 
 
遊牧や、ホーストレッキングなど、馬が大活躍のようです。

遊牧や、ホーストレッキングなど、馬が大活躍のようです

 
羊の大群に囲まれたりもします

羊の大群に囲まれたりもします

 

世界のトレイルを巡る旅の全体概要はこちら

世界のトレイルを巡る旅 ルートまとめ
2016年4月13日から300日間、僕らは夫婦で世界のトレイルを巡る旅に出発しました。本記事では、僕らが訪れた世界のトレイルと旅全体のルートをまとめています。
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