ケープタウンのシンボル 南アフリカ テーブルマウンテン トレッキング

南アフリカ共和国・ケープタウン。アフリカ大陸の南西端に位置し、年間を通して温暖な気候と豊富な固有植物が生える自然に恵まれた街。その背後に構えるのがテーブルマウンテン。1000mを超える高さからの眺望は素晴らしく、ケーブルカーで登ることができる人気の観光地。僕らは自分たちの足で登ることにした。

(トレッキング実施日:2016年10月18日)

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概要

  • スタート地点 プラッテクリップ峡谷入り口 Platteklip Gorge
  • ゴール地点 ケーブルカー頂上駅 Upper Cableway Station
  • 12時10分出発 14時30分到着(休憩込み) 
  • 行動時間 2時間20分
  • 距離 約2km

ケープタウンのシンボル

バルセロナからドバイを経由して、南アフリカ共和国・ケープタウンにやってきた。僕らのトレイルを巡る旅もいよいよ南半球に突入だ。

テーブルマウンテンはこの街のシンボルで、たくさんの観光客が訪れる人気の場所。1000m以上ある高さまでケーブルカーで一気に登ることもできるが、トレッキングコースも整備されている。

ただし、この海沿いの断崖は天気が不安定。崖の上から流れ落ちる雲の姿からテーブルクロスと呼ばれるガスがかかっていることが多く、強い風でケーブルカーが運休することもしばしば。トレッキング前日もケープタウンの街はスッキリとした快晴にもかかわらず、テーブルクロスがしっかりかかっていて、ケーブルカーも運休していた。

登山口に向かう途中の景色。バオバブのような木がアフリカの雰囲気を盛り上げる

世界有数の多様な植物種生息エリア

この日はあいにくの曇り空だったが、テーブルクロスは無く眺望もありそうだった。

登山口はケーブルカー乗り場の近くと聞いて、そこまではタクシーでアクセス。ケーブルカー乗り場から少し先まで進んだプラッテクリップ峡谷の入り口まで送ってもらった。この辺りでも標高400mほどあり、ケープタウンの街並みを美しく眺めることができる。

テーブルマウンテンは断崖だけあって、始めから急登。足元には今までに見たことの無い植物が生えアフリカ大陸の南端にいることを実感する。この辺りは世界六大植物区の一つ「ケープ植物区」にあり、面積あたりの植物の多様性が随一だという。

プラッテクリップ峡谷の入り口

登り始めは背丈の高い草木。ピンク色の花が美しい

冷たい雲が広がる

トレイルは崖が割れるようにしてできた峡谷に沿って続いている。上を見上げると、宿を出発したときには無かったガスが出始めている。

途中、頂上方面に登るルートと水平に進むルートに分かれる。ガスがある日は上に上がるより、この水平ルートの方に進むのも選択肢の一つかもしれない。

登るにつれ風が強くなり、肌寒くなる。あっという間に上部にはしっかりとガスがかかり、そこからこぼれ落ちるように冷たい空気が降りてくるようになった。

崖の割れ目に沿って登っていく。徐々にガスが降りてくるようになる

右手の景色。断崖絶壁が続く

左手の景色。こちらは山の中腹にトレイルが付いている

振り返るとこのような景色。あっという間に背後までガスが降りてきた

テーブルの上はホワイトアウト

1時間半ほどで標高1,000mを超えるテーブルの上まで登りきるが、時すでに遅し。そこは完全に雲の中だった。テーブルマウンテンの上はその名の通り平らな場所になっており、複数のハイキングルートが続いている。テーブルマウンテンのピーク(Maclear’s Beacon 1,084m)は、峡谷を登りきったポイントから2キロほど東に行った地点にあるのだが、5メートル先の視界も無いようなホワイトアウト状態だったため、行くのを断念。

幸いこの天候でもまだケーブルカーは動いているようだったため、急いでランチを食べ、西側にある乗り場方面へ移動(ケーブルカーの運行状況はネットで確認ができる)。

ようやく平らな部分に到着するも雲の中で視界がない

ここは多種多様な植物が育つケープ植物区

断崖からの素晴らしい景色

移動してみると、ケーブルカーの乗り場方面はかろうじてガスがかかっておらず、1,000mの断崖絶壁から、ケープタウンの街並みやライオンズヘッド、そして街の反対側に広がる海の景色も綺麗に見下ろすことができた!

岩の隙間からはケープハイラックスというモルモットのような可愛らしい生き物が顔を出す。

この辺りはケーブルカーを利用して登ってきた観光客も多く、賑わっていた。僕らも帰りはケーブルカーで下山。そこから宿までは歩いて帰った。

ケーブルカー乗り場方面に向かうと徐々に雲が薄くなってきた

ケープタウンの街並みを見下ろす

ケープタウンの街の反対方面の景色。右に見えるのはライオンズヘッド

歩き終えて

途中からガスがかかり始めて、半ば眺望は諦め気味で登ったが、途中で引き返さなくてよかった。

ケーブルカーで気軽に登ることもできる場所だが、歩くことで足元のアフリカらしい植物を楽しんだり、眺望の変化を楽しむことが出来るのはトレッキングの利点だろう(ルートを間違うと本当に絶壁らしいので注意)。

ガスがなければ上に登ってからのトレッキングも楽しみたかったのだが、それが出来無かったことが少し残念。一方で、大量のガスが流れ落ちるダイナミックな景色を見ることができたのは良かった。

ハイライトと改善点

<ハイライト>

  • テーブルの上からのケープタウンの街並み
    登りきったときは完全にホワイトアウトで眺望を諦めていたが、ケーブルカー乗り場方面に少し歩くと、視界が開けてきた・・・
    街もライオンズヘッドも湾もぐるっと見える大展望。少し寒かったけど、ここまで登ってきて良かった!

  • 日本では見たことのない植物群
    トレイル上に咲く見たことのない草木についにアフリカ大陸に来たんだと感慨にふける。ちょうど訪れたのが南アフリカの春だったので、いろいろな種類の花が楽しむことができた!

<改善点>

  • もう少し朝早くから来ていればもっと天気が良かったかも
    登山口に着いたのが12時過ぎ。午前中はもう少し晴れていたので、もっと早く登り始めれば良かったかもしれない。テーブルマウンテンの天気は変わりやすいと聞いていたが、その通りだった。

テーブルマウンテントレッキングのルート、アクセス、気候と装備、食事と宿泊等のまとめ記事はこちら

南アフリカ テーブルマウンテン トレッキングまとめ
南アフリカ共和国・ケープタウンの街の背後に構えるテーブルマウンテン。標高1,000mからの素晴らしい景色が望めるテーブルマウンテンへのトレッキングに関し、ルート、準備とアクセス、気候と装備、食事と宿泊などについてまとめました。

世界のトレイルを巡る旅の全体概要はこちら

世界のトレイルを巡る旅 ルートまとめ
2016年4月13日から300日間、僕らは夫婦で世界のトレイルを巡る旅に出発しました。本記事では、僕らが訪れた世界のトレイルと旅全体のルートをまとめています。
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