雄大な山々と苔生す原生林 ニュージーランド ルートバーン・グリーンストーン・トラック (1)

美しい渓谷から始まり、湖と滝、森林限界を超えた山岳エリアまで多様な風景を楽しめるルートバーントラック。苔生すブナの原生林、谷底に広がる草原と清流、のどかな風景を楽しめるグリーンストーントラック。この二つの人気トラックを繋げて、四泊五日のトレッキングを行った。

ルートバーントラックを歩いた初日のトレッキングレポートです。

(トレッキング実施日:2017年1月7日)

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Day1 概要

  • スタート地点 ルートバーンシェルター
  • ゴール地点 ルートバーンフラッツキャンプ場
  • 13時35分出発 15時15分到着(休憩無し) 
  • 行動時間 1時間40分(休憩無し)
  • 距離 6.5km

急遽歩けることになったルートバーントラック

ルートバーントラックは非常に人気が高い。グレートウォークと呼ばれるニュージーランドの雄大な景色を眺めながら歩くことができる9つのルートのうちのひとつでもある。ルートバーンのルート上にある山小屋とキャンプ場の予約はかなり前から埋まってしまい、これら宿泊施設の予約が取れなければ、通しで歩くことは難しい。

ニュージーランドの日程を検討し始めたのは10月上旬で、この時すでに1月上旬のルートバーントラックの山小屋とキャンプ場は予約でほぼ一杯となっていた。そのため、ルートバーントラックを歩くことは諦め、リース・ダートトラックを歩くつもりでいた。ところが、トレッキング開始の二日前にキャンプ場の空きが出たため、急遽歩くことができるようになったのだ(キャンセルが出るのをずっと狙って直前まで予約サイトをチェックしていた)。

トレッキング直前に滞在していたワナカから、一度クイーンズタウンへ行き、ビジターセンターで予約したルートバーントラックのキャンプ場のチケットを入手。また、ルートバーントラックから続けて歩けるグリーンストーントラックにも訪れることにしたため、ハットチケットも合わせて購入した(グリーンストーントラックの山小屋は予約不要だが利用にはチケットが必要)。ルートバーントラックで二泊、グリーンストーントラックで二泊、合計四泊五日のトレッキングだ。

クイーンズタウンのビジターセンター。ここでルートバーントラックのキャンプ場のチケットと、グリーンストーントラックで利用できるハットチケットを入手

美しいブナの森

クイーンズタウンの街からシャトルバスで、ルートバーンシェルターへ移動。ここが僕らのスタート地点だ。ルートバーントラックは、ワンウェイルートだがどちらからも歩くことができる。ルートバーンシェルターのベンチは、反対側からスタートしてトレッキングを終えたたくさんのハイカーや、日帰りウォーキングを楽しんだハイカーで賑わっていた。

清流に架かる橋を渡ると、いよいよルートバーントラックの始まり。グレートウォークだけあって、トレイルは綺麗に整備されて歩きやすい。ひんやりとしたブナの森は、たくさんのシダ植物とコケ植物に覆われ瑞々しい。パタゴニアでも南極ブナの森を歩いたが、ここまで大きく深い森に入っていくのは久々だった。

ルートバーンシェルターからルートバーントラックを歩き始める

ブナの森を進んでいく。トレイルは綺麗に整備され歩きやすい

少し進むと木々の間から、平原と川が見えた。何気ない景色だが森の美しさを感じる景色だった

青く透き通った川

やがてトレイルは川沿いを進むようになる。木々の間から見えるルートバーン川は、青く透き通り、川底までくっきり見えるほどだった。森も空気も全てが綺麗でなければここまでの透明度は生まれないだろう。そしてこの美しい森には、たくさんの生命が育まれている。耳を澄ませば、何種類もの鳥の鳴き声が聞こえる。気づけば目の前の枝に、まん丸の小鳥が停まっていた。カメラを向けるとこちらに顔を向け愛嬌がある。ロビンという人懐っこい小鳥だった。

青く透き通ったルートバーン川

人懐っこいと言われるロビン。カメラ目線でポーズをとってくれた

生い茂るシダ植物も印象的だった。たくさん雨が降るのだろう

ルートバーンフラッツキャンプ場

ブナとシダ植物の森を歩き始めて1時間40分ほどで、ルートバーンフラッツに到着。ここには山小屋とキャンプ場がある。僕らが利用するキャンプ場は山小屋から5分ほど離れた場所にあった。ルートバーン川沿いに広がる草原が美しい場所だった。遠くには滝も見える。この日はあいにくの曇り空で気温が低く肌寒かったが、晴れていればきっと気持ちよく昼寝ができそうだ。

柔らかな草原の上にテントを設営。晩御飯にクスクスを調理し、コーヒーを飲んで、日が暮れるまでゆっくりと過ごした。

ルートバーンフラッツハット。正面に見えるのは屋外のキッチンスペースで木々で隠れた右側に綺麗な室内スペースがあった

ルートバーンフラッツのキャンプ場。小屋から5分ほど奥に入った広い草原

キャンプ場からの眺め。21時頃になってやっと暗くなり始めた

ハイライトと改善点

<ハイライト>

  • 透き通った清流とブナの原生林
    歩き始めてすぐに広がったブナの原生林と、川底まで見える透明度の高い川。
    その雰囲気に一瞬でルートバーントラックが好きになってしまった!

<改善点>

  • 特になし!

二日目、三日目、四日目・五日目のトレッキングレポートはこちら

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