未就学児を連れたモンゴル旅行で気をつけたい5つのこと

8歳・5歳・1歳半の3人の子供を連れてモンゴルを旅して、実際にわかったことをまとめました。特に1歳半・5歳という未就学児2人を連れての旅では、体調面・安全面で気をつけたいポイントがいくつもありました。これからモンゴルに未就学児を連れて行こうと考えている方の参考になれば幸いです。

目次

この記事でわかること

  • 長時間の車移動・未舗装路への対策
  • ゲル内の薪ストーブにする注意点
  • 食事衛生・体調管理のコツ
  • 番犬への対応
  • 乗馬・らくだ乗りの注意点

①長時間の車移動や未舗装路への対策を考える

僕らの日程では、長い日で4〜5時間ほどの車移動がありました(ウランバートルの渋滞時間を含む)。途中で昼食やトイレの休憩を挟みながら進みます。車窓には雄大な草原風景が広がり、羊や山羊の群れ、馬や牛の姿も頻繁に見えるので、最初は新鮮ですが、やがて見慣れてきます。子供たちはそれを眺めたり、子供たち同士でよくわからない自作の歌を歌ったりしながら過ごしていました。飽きてきた時に、ガイドさんにモンゴルのことを質問したりするのは、良い気分転換になっていたようです。

舗装路は日本での車移動と快適さは変わりませんが、未舗装路に入った途端、揺れが一気に激しくなります。ちなみに、この尋常じゃない揺れに、子供たちはジェットコースターみたいとむしろ大喜びで、大爆笑していました。今回の行程では未舗装路の区間はそれほど多くなかったため、僕ら家族は車酔いすることもありませんでしたが、ガイドさんによると、未舗装区間が多い南ゴビ方面のツアーでは、子供が車酔いで大変になるケースもあるとのことでした。訪れるエリアによっては、酔い止めなどの対策を考えておいたほうがよさそうです。

チャイルドシートで眠る子供達
ぐっすり眠る子供たち

②火を入れた薪ストーブに注意

テレルジのツーリストキャンプで一度だけ、ゲルの薪ストーブに火を入れてもらう機会がありました。1歳半の末っ子はミニカーのおもちゃを部屋中で走らせて遊ぶので、このときばかりは火傷のリスクをかなり心配し、「熱いから触っちゃダメだよ」と何度も何度も言い聞かせました。誤って手を伸ばして触れてしまう、ゲル内を走り回っていて転んだ拍子にストーブに触れてしまう、といったリスクは十分に考えられます。小さな子供がいる場合、ストーブが焚かれている時間帯は目を離さないようにする必要があると感じました。

モンゴルのストーブ
ゲル内のストーブに火を入れてもらいました、このように剥き出しなので火傷には注意しましょう

③食事衛生と体調管理はしっかりやる

生水を口にする場面はありませんでしたが、旅行全体を通して衛生面の管理には限界があります。消毒液を持参し、食事の前には手洗い・消毒を徹底しました。特に遊牧民のゲルには水道がなく、井戸から汲んで貯めてある水で少量の手洗いはできるものの、基本的には持参した消毒液に頼っていました。

衛生面が直接の原因かどうかはわかりませんが、旅行終盤にさしかかると、いつも食欲旺盛な次女の食が細くなる場面がありました。僕ら夫婦も、日本に帰国してから胃もたれの症状が出て、しばらく体調が優れませんでした。肉中心の食生活が続いたことや、旅の疲れが蓄積した影響もあるかもしれません。胃薬を持参しておくと安心です。現地の食事は量が多めなこともあるため、ガイドやホストファミリーに事前に伝えて、少なめに出してもらうようにしておくと、体調管理の面で安心です。

汲んできた井戸水を使って手洗いをする
汲んできた貴重な井戸水を使って手を洗いました

④番犬には近づかない

遊牧民は、家畜や家族を守るための番犬を飼っています。守る意識が強い分、旅行者に対する警戒心も強く、可愛がろうとして触ると噛まれるリスクがあります。むやみに近づいたり触ったりしないよう、子供にもあらかじめ伝えておくことが大切です。実際、遊牧民ゲルでのホームステイ中、早朝トイレのためにゲルの外に出たところ、番犬が近づいてきて少し怖い思いをしたことがありました。

⑤未就学児も乗馬・らくだ乗りは可能だが、気を抜かない

らくだ乗りは、大人と子供が2人1組になって乗る形式でした。1歳半の末っ子は「こわーいー」と言って結局は見学に回り、その間はドライバーさんが見ていてくれました。

乗馬は、1頭の馬に大人は1人で、子供は遊牧民のお父さんやお兄さんの乗った馬に一緒に乗せてもらいました。遊牧民のお父さん達が乗った先導馬が、1人で乗っている僕ら大人の馬も引いてくれるので、乗っている側は基本的に座っているだけで大丈夫でした。乗馬は旅程中に2回行い、2回目は1歳半の子供も妻の抱っこ紐で一緒に乗ることができました。常足でゆっくり歩く散歩ですが、馬の鼻息や体温、汗を間近に感じられます。

一方で、乗馬には少し注意が必要です。馬は、地面のちょっとした窪みにつまずいたり、ペットボトルなどのゴミに驚いたりすると、突然暴れることがあるため、乗馬の際は気を緩めず、しっかり手綱を握っておきましょう。

遊牧民ゲルでの乗馬体験
はじめての乗馬に子供たちもドキドキしていました
エルセンタサルハイでのラクダ乗り体験
ミニゴビと呼ばれるエルセンタサルハイでは、ラクダに乗る体験も

まとめ

未就学児を連れてのモンゴル旅行は、体力面よりも「安全面での小さなリスクの積み重ね」に気を配ることが大切だと感じました。ストーブ、番犬、乗馬など、それぞれの場面でひと呼吸置いて注意することで、大きな事故にはつながらずに済みました。少し大変な場面もありましたが、それ以上に家族で得られた体験は大きく、また機会があれば訪れたい国になりました。

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